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第59巻第3号 2012年3月 高齢者における短縮版Generativity尺度の作成と
田渕 恵(タブチ メグミ) 中川 威(ナカガワ タケシ) 権藤 恭之(ゴンドウ ヤスユキ) |
目的 中年期の発達課題であるGenerativityを高齢者において測定するため,McAdamsらが開発した「Loyola Generativity Scale(LGS)」の日本語訳を用いたGenrativity尺度およびその短縮版を作成し,妥当性および信頼性について検討することを目的とした。
方法 調査1では近畿圏内の生涯学習団体に所属する高齢者556名を,調査2では兵庫県但馬圏域に住む中高年者798名を分析対象とした。LGSを翻訳した20項目の確認的因子分析結果より,5つの因子から1項目ずつ選択した5項目からなる短縮版を作成した。
結果 20項目版と短縮版の相関は0.85であり,また両者共に年齢,Generativity行動,感情的Well-being,人生満足度との有意な関連性が認められた。信頼性係数の推定値としてのα係数は,調査1では0.66,調査2では0.68であった。
結論 本研究で作成された短縮版Generativity尺度は,LGSの概念構造となる5側面を含み,かつ信頼性・妥当性の示された尺度であることが確認された。
キーワード Generativity,高齢者,Loyola Generativity Scale,信頼性,妥当性,短縮版





