医療職のための統計セミナー
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当協会では、看護師等の医療職の皆様のキャリアアップのために、研究発表や論文作成に必要な統計知識を実践的に学んでいただくセミナーを開催しています(有料)。
医療職のための統計セミナーへのお問い合わせにつきましては、こちらのセミナーフォームのお問い合わせのセミナー・講座で「医療職のための統計セミナー」を選択し、お問い合わせ内容を記載し、送信してください。別途メールでご回答差し上げます。
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医療職のための統計セミナー講義の補完や、セミナーを聞く機会のなかった方を対象に、月刊誌「厚生の指標」
(税込990円)におきまして、2021年1月号より各講師の分担執筆で、生物統計学の基礎を学ぶ連載を掲載しております。
本連載は、24回にわたり、重要な各事項について、丁寧な説明がなされます。毎回の連載を勉強していただければ、質の高い投稿論文や研究発表につなげられます。
各号に掲載されるタイトルと概要スケジュールはこちら
本誌は、お近くの書店からお取り寄せいただけます。 送料ご負担でよろしければ、当協会ホームページ内のインターネットショッピングからもお買い求めいただけます。
近日開催のセミナー
※一昨年開催した研修会の実施風景(今年度はオンラインで開催)
第7回 医療職のための統計セミナー |
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定量的に実施された研究論文を読むことは、臨床的疑問を解決する有用な方法の1つです。そのためには研究デザインや統計学の知識が必要です。論文を読むには、「明らかにしたい研究仮説」と「研究デザイン・解析方法」を対応させて、構造的に論文を読むトレーニングが重要です。もちろん、臨床的な用語だけでなく、統計的な用語を知っていることで、より論文を構造的に理解しやすくなります。
オンラインで画像ギャラリーを見る:
https://www.hws-kyokai.or.jp/seminar/kango.html#sigProIdd51298fcc1 ※サムネイルをクリックするとパンフレットが拡大表示されます
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対象者 |
看護系大学の学生や教員、看護師、保健師を中心に、医師・栄養士等を含むすべての医療従事者 |
開催日時 |
2022年6月25日(土) 10:00~15:45 プログラムはこちら |
講座概要 |
講義①「ヘルスケア分野における量的研究の役割」 友滝 愛(東海大学 医学部 看護学科 特任講師) 講義②「統計的観点から説明する量的研究概論」 坂巻 顕太郎(横浜市立大学 データサイエンス推進センター 特任准教授) 講義③「論文を読んでみよう(実践編)」 森田 光治良(東京大学大学院 医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセンター 特任講師) |
セミナーの特徴 |
【特徴①】・ライブ配信では音声や、Q&A※での質問が可能です。 ※ビデオ会議ツールZoomのQ&A機能のことです。 (オンデマンドをご視聴いただいた後での質問は受け付けておりません。) また、質問は講義内容に関するものに限ります。 ※講義時間中の質問については、時間の制約上、全ての質問者様への対応が難しい場合があるこ とをご承知ください。
【特徴②】講義終了後8日間の「オンデマンド配信」があるので、ライブ配信を視聴できなかった方や、 聞き漏らした場合も大丈夫です。 各講義は、ライブ配信翌週の火曜日から8日間はオンデマンド配信を行います。 ライブ配信に参加できなかった方、ライブ配信にご参加された方で復習されたい方など、 学習にお役立てください。
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配信方法 |
ビデオ会議ツールZoomを使用したライブ配信セミナーです。 Zoomの動作環境等については、Zoom のホームページにてご確認下さい。 動作環境・・・https://support.zoom.us/hc/ja/articles/201362023 動作確認・・・https://support.zoom.us/hc/ja/articles/115002262083 ※当協会へのZoomの操作方法に関するお問合せはご遠慮下さい。 Zoomは、Zoom Video Communications, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 |
受講者定員 | 200名程度 (定員になり次第、〆切) |
受講料 | 10,000円(税込) |
お支払い方法 |
オンライン決済システム”Square”を利用した「クレジットカード払い」又は「請求書払い」 https://squareup.com/help/jp/ja/article/5138-pay-invoices-with-square ・「請求書払い」・・・請求書到着後、速やかにお支払いをお願いいたします。 2022年6月8日(水)までにお支払い下さい。 |
申込方法 |
以下のボタンをクリックしていただき、申込みフォームよりご入力下さい。 |
お申込みから参加まで |
お支払い確認後、以下の書類をお送りいたします(2022年6月16日(木)発送予定)。
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申込〆切 |
2022年6月2日(木) お申込み後のキャンセルのご連絡も同日までとさせていただきます。 |
受講に必要なもの |
・パソコン、スマートフォンなどのインターネット接続が可能なデバイス (有線で接続いただくと、スムーズに視聴いただけます。) |
その他 | 受講者には、講義終了後「修了証」をお送りいたします。 |
お問い合わせ先 |
一般財団法人 厚生労働統計協会 事業部 お問合せフォーム:こちらをクリックしてください。 |
プログラム |
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時 間 | 内 容 | 講師名 | |
配信日 2022年 6月25日(土) | |||
9:55~10:00 |
ガイダンス(厚生労働統計協会) | ||
10:00~10:20 |
講義① ヘルスケア分野における量的研究の役割
「ケアを数値で評価するのは難しい」「患者の個別性は数値では評価できないのではないか」 「量的研究は苦手」といった悩みや疑問の声をよく聞きます。もちろん、臨床的な疑問を明確にするための質的研究も重要ですが、臨床的な疑問を解決するためには、量的研究も必要です。関心のあるテーマの論文を探してみると、誰しも一度は量的研究を目にすることになります。 実際の臨床現場では、複合的な要因により、様々な事象が生じています。これを「測定」というフィルターを通すことで、関係性を明示的に記述したり推測することができます。また、研究としてデザインして測定することで、ある程度のエビデンスレベルで説明できるのが量的研究のメリットです。このような知見の蓄積が、未来の医療が支える根拠の1つとなります。 この講義では、「量的研究の論文を読む知識スキルの向上が、明日の臨床実践や将来の研究にどのように役立つのか」を理解することを目指します。 |
友滝 愛 |
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10:20~12:00 |
講義②統計的観点から説明する量的研究概論
臨床現場では様々な疑問(clinical question)が生じます。その疑問を解消するために、科学的に答えられる疑問(research question)に翻訳し、答えをデータから探索・検証することを多くの研究者が行い、論文にまとめてきました。このような論文を書くためだけでなく、論文を読むためにも、統計的な知識は必要になります。データをどう集めるのか、集めたデータをどう解析するのか、解析した結果をどう解釈するか、といった観点をもつことで、論文から見えてくる世界が変わってきます。 本講義では、主に、治療やケアなどの介入の効果や影響の評価を目的とする量的研究の論文を例に、論文を読むときに知っておくとよいポイントを統計的観点から解説します。 |
坂巻 顕太郎 横浜市立大学 データサイエンス推進 センター 特任准教授 |
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12:00~13:15 | 昼食休憩 | ||
13:15~16:00※ |
講義③論文を読んでみよう(実践編)
論文には一定の書き方が存在します。論文の書き方に沿った論理展開を追いながら論文を読んでいくように心がけることが論文を読めるようになるための近道です。また、研究方法や統計で知らない専門用語に遭遇したときも、研究方法と分析結果の対応を意識した読み方が役立ちます。 この講義では、実際の論文を取り上げ、どのように論文を読んでいけば良いのか解説します。
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森田 光治良 東京大学大学院 医学系研究科附属 グローバルナーシング リサーチセンター 特任講師 |
※終了時間は当初15:45の予定でしたが、講師との協議により16:00に変更させていただきました。
延長した15分について、セミナー当日に受講できない方は、セミナー開催後にオンデマンド動画にて
ご視聴いただきますようお願いいたします。
これまでの開催セミナー
※一昨年開催した研修会の実施風景(今年度はオンラインで開催)
第6回 医療職のための統計セミナー 「事例から論文の読み方を学ぼう(オンラインセミナー)」 |
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厚生労働統計協会は、2022年1月29日(土)に、Zoomによるオンライン配信にて「第6回 医療職のための統計セミナー 事例から論文の読み方を学ぼう」を開催しました。 実施要項実施日2022年1月29日(土) 会場Zoomによるオンライン配信 講座内容及び講師名講座①「講義①看護学における量的研究の役割」 友滝 愛(国立国際医療研究センター 国立看護大学校 看護学部 人間科学 情報学 助教) 講座②「講義②統計的観点から説明する量的研究概論」 坂巻 顕太郎(横浜市立大学 データサイエンス推進センター 特任准教授) 講座③「講義③論文を読んでみよう(実践編)」 森田 光治良(東京大学大学院 医学系研究科附属グローバルナーシングリサーチセンター 特任講師)
対象者看護系大学の学生や教員、医師、看護師、保健師、栄養士 等 (研究に取り組んでいる方はもちろん、量的研究から得られる知見を実践で活かしていきたい方、これから進学を 考えていらっしゃる方など、量的研究の知識スキル向上に関心がある方は、どなたでも受講できます。) |
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第5回 医療職のための統計セミナー 何度でも学びたい量的研究に必要な統計の基礎知識(オンラインセミナー) |
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厚生労働統計協会は、2021年11月13日(土)20日(土)、27日(土)に、Zoomによるオンライン配信にて「第5回 医療職のための統計セミナー 何度でも学びたい量的研究に必要な統計の基礎知識」を開催しました。 研究の理解・適切な実施のためには、リサーチクエスチョンに対し、量的データをどのような研究デザインによって得るか、得られた量的データに対してどのような統計手法を選択するのか、を統計学的観点から理解することが重要です。 本セミナーでは、研究デザインや統計学の基礎知識を学ぶことにより、受講される方々の研究の質が向上することを期待します。 実施要項実施日2021年11月13日(土)・20日(土)、27日(土) 会場Zoomによるオンライン配信 講座内容及び講師名第1日 2021年11月13日(土)講座①「量的研究のリサーチクエスチョンと研究方法」 米倉 佑貴(聖路加国際大学大学院看護学研究科 講師) 講座②「研究デザイン」 上村 夕香理(国立国際医療研究センター 臨床研究センター 生物統計研究室 室長)
第2日 2021年11月20日(土)講座③「記述統計」 川原 拓也(東京大学医学部附属病院 臨床研究推進センター 助教) 講座④「推測統計」 上村 鋼平(東京大学大学院 情報学環 生物統計情報学 特任講師)
第3日 2021年11月 27日(土)講座⑤「回帰分析」 篠崎 智大(東京理科大学 工学部 情報工学科 講師) 講座⑥「検定」 坂巻 顕太郎(横浜市立大学 データサイエンス推進センター 特任准教授) 対象者論文投稿を目指す看護系大学の学生や教員、看護師、保健師、栄養士 等
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第4回 医療職のための統計セミナー 何度でも学びたい量的研究に必要な統計の基礎知識(オンラインセミナー) |
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厚生労働統計協会は、2020年11月21日(土)28日(土)、12月5日(土)に、Zoomによるオンライン配信にて「第4回 医療職のための統計セミナー 何度でも学びたい量的研究に必要な統計の基礎知識」を開催しました。 研究の理解・適切な実施のためには、リサーチクエスチョンに対し、量的データをどのような研究デザインによって得るか、得られた量的データに対してどのような統計手法を選択するのか、を統計学的観点から理解することが重要です。 本セミナーでは、研究デザインや統計学の基礎知識を学ぶことにより、受講される方々の研究の質が向上することを期待します。 実施要項実施日2020年11月21日(土)・28日(土)、12月5日(土) 会場Zoomによるオンライン配信 講座内容及び講師名第1日 2020年11月21日(土)講座①「量的研究のリサーチクエスチョンと研究方法」 米倉 佑貴(聖路加国際大学大学院看護学研究科 看護情報学分野助教) 講座②「研究デザイン」 上村 夕香理(国立国際医療研究センター 臨床研究センター 生物統計研究室 室長)
第2日 2020年11月28日(土)講座③「記述統計」 川原 拓也(東京大学医学部附属病院 臨床研究推進センター 助教) 講座④「推測統計」 上村 鋼平(東京大学大学院 情報学環 生物統計情報学 特任講師)
第3日 2020年12月 5日(土)講座⑤「回帰分析」 篠崎 智大(東京理科大学 工学部 情報工学科 講師) 講座⑥「検定」 坂巻 顕太郎(横浜市立大学 データサイエンス推進センター 特任准教授) 対象者論文投稿を目指す看護系大学の学生や教員、看護師、保健師、栄養士 等
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第3回 医療職のための統計セミナー 「事故原因の初期調査に必要な統計の基礎知識」 |
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オンラインで画像ギャラリーを見る:
https://www.hws-kyokai.or.jp/seminar/kango.html#sigProId641aea3302 厚生労働統計協会は、2020年2月8日(土)に、東京都台東区の浅草橋ヒューリックカンファレンスで、第3回医療職のための統計セミナー「事故原因の初期調査に必要な統計の基礎知識」を開催しました。病院内でインシデントレポートを中心とする膨大な医療安全関連情報を取り扱っているけれど、統計学的なトレーニングを受ける機会が少なくて悩んでいる・・・という方へ医療事故の発生要因分析や職員へのフィードバックに活用できる統計手法を学ぼうとする医療職の方向けのセミナーを開催しました。 実施要項実施日2020年2月8日(土) 会場浅草橋ヒューリックカンファレンス 講座内容及び講師名講座①「記述統計」 米倉 佑貴(聖路加国際大学大学院看護学研究科 看護情報学分野助教) 講座②「点推定と区間推定」 上村 鋼平(東京大学大学院 情報学情報学環生物統計情報学特任講師) 講座③「要因分析の手法」 藤田 烈(国際医療福祉大学 未来研究支援センター 講師) グループワーク・演習 藤田 烈 米倉 佑貴 上村 鋼平 坂木 晴世(国立病院機構西埼玉中央病院 感染症看護専門看護師) 清水 陽一(国立がん研究センター 中央病院看護部 がん看護専門看護師) 対象者・医療施設に勤務する医療安全管理者 ・職種:看護師、その他医療職の方 |
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第2回 医療職のための統計セミナー 何度でも学びたい量的研究に必要な統計の基礎知識 |
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厚生労働統計協会は、2019年11月23日(土)および24日(日)に、東京都台東区のヒューリックカンファレンスで、「第2回 医療職のための統計セミナー 何度でも学びたい量的研究に必要な統計の基礎知識」を開催しました。 研究の理解・適切な実施のためには、リサーチクエスチョンに対し、量的データをどのような研究デザインによって得るか、得られた量的データに対してどのような統計手法を選択するのか、を統計学的観点から理解することが重要です。 本セミナーでは、研究デザインや統計学の基礎知識を学ぶことにより、受講される方々の研究の質が向上することを期待します。 実施要項実施日2019年11月23日(土)・24日(日) 会場浅草橋ヒューリックカンファレンス 講座内容及び講師名第1日 2019年11月23日(土)講座①「量的研究のリサーチクエスチョンと研究方法」 米倉 佑貴(聖路加国際大学大学院看護学研究科 看護情報学分野助教) 講座②「研究デザイン」 上村 夕香理(国立国際医療研究センター 臨床研究センター 生物統計研究室 室長) 講座③「記述統計」 川原 拓也(東京大学医学部附属病院 臨床研究支援センター 中央管理ユニット 生物統計部門特任助教)
第2日 2019年11月24日(日)講座④「推測統計」 上村 鋼平(東京大学大学院 情報学環 生物統計情報学 特任講師) 講座⑤「回帰分析」 篠崎 智大(東京大学大学院医学系研究科 生物統計学分野助教) 講座⑥「検定」 坂巻 顕太郎(横浜市立大学 データサイエンス推進センター 特任准教授) 対象者論文投稿を目指す看護系大学の学生や教員、看護師、保健師、栄養士 等
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第1回 医療職のための統計セミナー 「基礎から学ぶ量的研究-日々の実践を見える化しよう-」 |
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オンラインで画像ギャラリーを見る:
https://www.hws-kyokai.or.jp/seminar/kango.html#sigProId3db4ae5753 厚生労働統計協会は、2019年6月29日(土)に、東京都中央区のイオンコンパス東京八重洲会議室で、第1回医療職のための統計セミナー「基礎から学ぶ量的研究-日々の実践を見える化しよう-」を開催しました。 そこで、当協会では、令和元年度から、看護師等を対象として、研究企画や統計分析についての研修を行う事業を開始しました。 6月には、第1回として、病院の現場において、看護研究を行う看護師や、看護教育の担当者51名の参加により、研究企画・発表や集計・分析の基礎を学ぶ研修を実施しました。 参加者からはおおむね好評で、「グループワークの演習が良かった」「次回も是非参加したい」といった声が聞かれました。当協会では、来年度も引き続き実施する予定です。 実施要項実施日2019年6月29日(土) 会場イオンコンパス東京八重洲会議室 講座内容及び講師名講座①「研究仮説と調査票の作り方」 講座②「代表的な研究デザイン」 上村 鋼平(東京大学大学院 情報学環生物統計情報学特任講師) グループワーク・演習① 「事例をもとに"研究を始める前に"検討しておくポイントを学びます」 上村 鋼平 川原 拓也(東京大学医学部附属病院 臨床研究支援センター 中央管理ユニット 生物統計部門特任助教) 坂木 晴世(国立病院機構西埼玉中央病院 感染症看護専門看護師 感染管理認定看護師) 清水 陽一(国立がん研究センター 中央病院看護部 がん看護専門看護師) 友滝 愛 (国立国際医療研究センター 国立看護大学校 人間科学情報学助教) 講座③「集計と分析」 川原 拓也 グループワーク・演習②「模擬データを用いた分析演習(エクセル)を行います」 上村 鋼平、川原 拓也、坂木 晴世、清水 陽一、友滝 愛 対象者・看護研究に取り組む看護師 ・病院で研究を行う看護師を支援する 教育担当者の方 ・職種:看護師 |
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統計分析研究・論文作成モニター研修会 | |
厚生労働統計協会は、2018年12月1日(土)および2日(日)に、東京都中央区のイオンコンパス東京八重洲会議室で、「統計分析研究・論文作成モニター研修会」を開催しました。 実施要項実施日2018年12月1日(土)・2日(日) 会場イオンコンパス東京八重洲会議室 講座内容及び講師名第1日 2018年12月1日(土)講座①「量的研究のリサーチクエスチョンと研究方法」 米倉 佑貴(聖路加国際大学大学院看護学研究科 看護情報学分野助教) 講座②「研究デザイン」 上村 夕香理(東京大学医学部附属病院 臨床研究支援センター 中央管理ユニット 生物統計部門助教) 講座③「記述統計」 川原 拓也(東京大学医学部附属病院 臨床研究支援センター 中央管理ユニット 生物統計部門特任助教)
第2日 2018年12月2日(日)講座④「推測統計」 上村 鋼平(東京大学大学院 情報学環特任講師) 講座⑤「回帰分析」 篠崎 智大(東京大学大学院医学系研究科 生物統計学分野助教) 講座⑥「検定」 坂巻 顕太郎(東京大学大学院医学系研究科 生物統計情報学講座 特任講師) 対象者・統計分析を用いた論文の投稿を目指し、研究計画の作成及び統計手法の選択の考え方を学ぼうとする方 ・職種:看護師、保健師、助産師、栄養士、看護系大学院の学生・教員の方 iiiii |
月刊誌「厚生の指標」連載 医療職のための統計シリーズ
タイトル | 概要 | 担当 | 厚生の指標 掲載号 | |
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第1回 | 医学系研究における生物統計学の役割 | 研究の位置づけ,エビデンスレベル,論文報告,研究デザイン, データ解析など |
坂巻 顕太郎 先生 |
2021年1月号 第68巻第1号 (通巻1058号) |
第2回 | 量的研究におけるリサーチクエスチョンのたて方 | クリニカルクエスチョン,リサーチクエスチョン,研究立案, PICO/PECO,FINERなど | 米倉 佑貴 先生 | 2021年2月号 第68巻第2号 (通巻1059号) |
第3回 | リサーチクエスチョンに対応する臨床研究デザインの型 | 研究デザイン,記述研究,分析研究,リサーチクエスチョンと 研究デザインの関係など | 上村 夕香理 先生 | 2021年3月号 第68巻第3号 (通巻1060号) |
第4回 | 分析研究で用いる代表的な臨床 研究デザインとその特徴 | ランダム化比較試験,コホート研究,ケースコントロール研究, 前後比較など | 上村 夕香理 先生 | 2021年4月号 第68巻第4号 (通巻1061号) |
第5回 | データの分布 | データ(変数)の型,データの要約,データの代表値,データのばらつき,正規性など | 川原 拓也 先生他1名 | 2021年5月号 第68巻第5号 (通巻1062号) |
第6回 | 二つの変数の関係 | 離散変数や連続変数の関連,二つの変数に対する表やグラフの作成など | 川原 拓也 先生他1名 | 2021年6月号 第68巻第6号 (通巻1063号) |
第7回 | 推測統計学の基礎 | データのばらつき,推定値のばらつき,点推定,区間推定,仮説検定など | 上村 鋼平 先生 | 2021年7月号 第68巻第7号 (通巻1064号) |
第8回 | 検定とP値 | 検定の考え方,データに関する仮定,帰無仮説,p値,検定を用いる場面など | 坂巻 顕太郎 先生 | 2021年8月号 第68巻第8号 (通巻1065号) |
第9回 | 臨床研究で注意をしたい代表的なバイアス | 真値と推定値の系統的なずれ,バイアス,交絡バイアス,情報バイアス,選択バイアスなど | 上村 夕香理 先生 | 2021年9月号 第68巻第11号 (通巻1068号) |
第10回 |
交絡バイアスに対処するための方法 |
交絡バイアス、研究デザインによる対処、解析による制御など | 上村 夕香理 先生 | 2021年10月号 第68巻第12号 (通巻1069号) |
第11回 | 回帰モデル | 回帰と回帰モデル、モデルの当てはめ、回帰モデルを用いる目的など | 篠崎 智大 先生 | 2021年11月号 第68巻第13号 (通巻1070号) |
第12回 | イベント発症リスクに対する回帰モデル | 2値結果変数の回帰モデル,ロジスティック回帰モデル、一般化線形モデル など | 篠崎 智大 先生 | 2021年12月号 第68巻第15号 (通巻1072号) |
第13回 | 発症や治癒までの期間を考慮する | 生存時間データ,ポワソン回帰,Cox 回帰など | 上村 鋼平 先生 | 2022年2月号 第69巻第2号 (通巻1074号) |
第14回 | 回帰モデリング | 変数変換,高次項,交互作用項など | 篠崎 智大 先生 | 2022年3月号 第69巻第3号 (通巻1075号) |
第15回 | 無計画な解析における問題 | 多重比較,変数選択など | 坂巻 顕太郎 先生 | 2022年4月号 第69巻第4号 (通巻1076号) |
第16回 | データ数に関する議論 | サンプルサイズ設計 | 上村 鋼平 先生 | 2022年5月号 第69巻第5号 (通巻1077号) (掲載予定) |
第17回 | プログラム | SAS, R, JMP など | 川原 拓也 先生 | 2022年6月号 第69巻第6号 (通巻1078号) (掲載予定) |
第18回 | 文献検索と文献管理 | 文献の批判的吟味,検索エンジン,検索語,文献管理など | 米倉 佑貴 先生 | 2022年7月号 第69巻第7号 (通巻1079号) (掲載予定) |
第19回 |
既存データ(記述疫学データ)を利用する |
既存データの種類,検索方法,利用(二次分析),注意点 | 米倉 佑貴 先生 | 2022年8月号 第69巻第8号 (通巻1080号) (掲載予定) |
第20回 | メタアナリシスの紹介 | メタアナリシス,aggregate dat,indivisual participant data など | 大庭 幸治 先生 | 2022年9月号 第69巻第11号 (通巻1083号) (掲載予定) |
第21回 | 報告ガイドラインの紹介 | CONSORT,STROBE など | 大野 幸子 先生 | 2022年10月号 第69巻第12号 (通巻1084号) (掲載予定) |
第22回 | 記述疫学(記述統計学) | 発症,罹患,人口動態,標準化,ecological fallacy など | 村上 義孝 先生 | 2022年11月号 第69巻第13号 (通巻1085号) (掲載予定) |
第23回 | 質問票の作り方 | 選択肢,質問の順番,信頼性,妥当性など | 米倉 佑貴 先生 | 2022年12月号 第69巻第15号 (通巻1087号) (掲載予定) |
第24回 | 診断モデルや予測モデルを評価する | 感度,特異度,ROC曲線,AUCなど | 坂巻 顕太郎 先生 | 2023年1月号 第70巻第1号 (通巻1088号) (掲載予定) |