看護師国家試験必修問題まとめ(3)【人体の構造と機能・健康障害・薬物】
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看護師国家試験の必修問題の詳細については、看護師国家試験必修問題まとめ(1)【国民衛生の動向対応】をご確認下さい。
当ページでは、保健師助産師看護師国家試験出題基準の必修問題の大項目として示される「人体の構造と機能」「徴候と疾患」「薬物の作用とその管理」を中心に、第111回から第102回看護師国家試験までの午前・午後の最初の25問の中からピックアップし、解説とともに掲載します。
必修問題まとめ(1)【国民衛生の動向対応】、必修問題まとめ(2)【看護の倫理・対象】、必修問題まとめ(4)【看護技術】と合わせて、10年分のほぼすべての必修問題を網羅していますので、学習や確認にご活用下さい。
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厚生の指標増刊
発売日:2022.8.26 定価:2,695円(税込) 472頁・B5判 雑誌コード:03854-08
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テーマ別必修問題
- 神経系
- 心臓(循環器系)
- 呼吸器系
- 胃
- 肝臓
- 大腸・直腸
- 泌尿器系
- 妊娠・分娩
- 胎児の発達
- 産褥・母乳
- 体温
- 貧血
- 薬物
- 医薬品等の取り扱い
- 筋肉・関節・皮膚
- がん
- 血糖・糖尿病
- 白血球
- 緑内障
- 精神疾患
- その他症状・疾病
〈121問分掲載(+類問14問)〉
神経系
視覚野
視覚野は大脳皮質の後頭葉にあり、視覚に直接関係する領域である。
- 嗅覚野
- 視覚野
- 聴覚野
- 体性感覚野
言語野
言語野として、ブローカ野(運動性言語中枢)は前頭葉に、ウェルニッケ野(感覚性言語中枢)は側頭葉に、視覚性言語中枢は後頭葉にある。
- 中心後回
- 大脳基底核
- Broca〈ブローカ〉野
- Wernicke〈ウェルニッケ〉野
小脳
小脳は姿勢や運動の制御など、運動調節機能をつかさどっている。そのため、小脳の機能障害である小脳失調では、姿勢保持の困難(体幹バランスの崩れ)や運動失調がみられる。
- 下肢の麻痺が認められる。
- 姿勢保持が困難になる。
- 血圧が不安定になる。
- 体がこわばる。
- 関節角度の知覚
- 振動感覚の中継
- 姿勢反射の調節
- 随意運動の制御
- 下行性の疼痛抑制
三叉神経
三叉神経は、顔面の感覚と咀嚼筋群をつかさどる末梢神経である。
- 視覚
- 眼球の運動
- 顔面の知覚
- 表情筋の運動
- 瞬目反射
- 対光反射
- 追跡運動
- 輻輳反射
- 嗅神経
- 滑車神経
- 三叉神経
- 動眼神経
- 内耳神経
迷走神経
迷走神経は咽頭や食道の運動など、嚥下(反射)に関わるものである。
- 嗅神経
- 外転神経
- 滑車神経
- 迷走神経
末梢神経
末梢神経系が外部から物理的に圧迫されると、関節や神経叢の周辺に限局して麻痺等の感覚障害が生じる(橈骨神経麻痺・腓骨神経麻痺等)。
- 脊髄障害
- 物理的圧迫
- 脳血管障害
- 糖尿病の合併症
神経伝達物質
神経伝達物質は、シナプスを介在し、神経細胞間の情報伝達を行う化学物質で、副交感神経や運動神経に働く神経伝達物質にアセチルコリンがある。
- アルブミン
- フィブリン
- アセチルコリン
- エリスロポエチン
サーカディアンリズム(概日リズム)
生物は地球の自転による昼夜変化に同調して、約24時間周期のサーカディアンリズム(概日リズム)に則り、体内環境を変化させる。サーカディアンリズムは光の明暗による刺激により調整され、特に朝の決まった時間に起床して太陽の刺激を浴びることなどにより整えることができる。
- 約8時間
- 約12時間
- 約24時間
- 約48時間
- 毎朝同じ時刻に起床するよう促す。
- 日中はカーテンを閉めておくよう促す。
- 昼寝の時間を2〜3時間程度とるよう促す。
- 就寝前に温かいコーヒーを摂取するよう促す。
心臓(循環器系)
左心室の働き
左心室は大動脈を通じて全身に血液を送り、大静脈を通じて右心房に至る(体循環)。右心房から右心室に送り出された血液は、肺動脈を通じて肺に送られ、肺静脈を通じて左心房に至る(肺循環)。左心室の強力な収縮を支えるため、右心室や左心房、右心房よりも、左心室の心臓壁は厚くなっている。
- 大静脈
- 大動脈
- 肺静脈
- 肺動脈
- 右心室
- 右心房
- 左心室
- 左心房
左心不全
左心室は大動脈を通じて全身に血液を送るが、左心不全によりポンプ機能が低下することで、肺静脈系のうっ血が生じ、呼吸困難や咳嗽(せき)などの症状が現れる。左心不全患者には、呼吸困難を軽減するため、起坐位による起坐呼吸が多くみられる。
- 肝腫大
- 下腿浮腫
- 起坐呼吸
- 頸静脈怒張
- 右心不全
- 左心不全
- 心筋梗塞
- 肺梗塞
- 肝腫大
- 呼吸困難
- 下腿浮腫
- 頸静脈怒張
狭心症
虚血性心疾患の一つである狭心症は、生活習慣の悪化を一因として、動脈硬化等により心臓に血液を送る冠動脈が狭まり、血流が悪くなった状態をいう。歩行動作時などに胸が圧迫される痛み(労作性狭心症)が生じるほか、心臓から離れた上半身の左側に多く起きる放散痛の症状が現れることがある。
- 胃潰瘍
- 狭心症
- 胆石症
- 尿管結石症
ニトログリセリン
ニトログリセリンは狭心症に対する速効性の薬剤で、発作時に舌の下に入れて口内の粘膜で吸収し(舌下投与)、血管が拡張することで症状を緩和する。なお、副作用の一つとして、血管拡張による血圧低下(降圧)がある。
- ヘパリン
- ジゴキシン
- アドレナリン
- ニトログリセリン
急性心筋梗塞
急性心筋梗塞は虚血性心疾患の一つであり、急激に冠動脈が完全に詰まることで血流が阻害される。主な症状としては、突然胸が締め付けられる強い痛みが挙げられる。
- 髄膜炎
- 腎結石
- 急性心筋梗塞
- Ménière〈メニエール〉病
心原性ショック
心原性ショックは、不整脈や急性心筋梗塞等により心臓のポンプ機能が低下することで急性の循環不全等が起こる状態をいう。1回の心拍で送り出される血液量が減少することで血圧は低下し、脈拍は弱く速くなる(頻脈性不整脈)。
- 血圧の上昇
- 体温の上昇
- 尿量の増加
- 脈拍数の増加
- 顔面の紅潮
- 胸部不快感
- 血圧の上昇
- 尿量の増加
心房細動
心房細動は心房内の不整脈で、致死性不整脈である心室細動よりも緊急性は低いが、心房内で血栓ができやすく、大動脈を通じて脳などの血管を詰まらせる原因となる(心原性脳塞栓症)。
- 心室頻拍
- 心房細動
- 心房性期外収縮
- 完全房室ブロック
呼吸器系
呼吸中枢
呼吸中枢は、脳幹の橋から延髄にかけての部分にあり、呼気と吸気を調整し、呼吸リズムを形成している。
- 間脳
- 小脳
- 大脳
- 脳幹
- 大脳
- 小脳
- 延髄
- 脊髄
呼吸困難
主観的(Subjective)情報は患者の話や訴えから得られた情報で、観察や測定で得られる客観的(Objective)情報と区別して、患者の状態を把握する。呼吸困難は、息苦しさなど患者が感じる主観的情報で評価される。
- 苦悶様の顔貌
- 息苦しさの訴え
- 飲水量
- 脈拍数
- 脈拍数の増加
- 息苦しさの自覚
- 動脈血酸素分圧〈PaO2〉の低下
- 経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉の低下
チェーン-ストークス呼吸
チェーン-ストークス呼吸は、中枢性睡眠時無呼吸症候群でみられる特徴であり、小さな呼吸から大きな呼吸、小さな呼吸、呼吸の停止(10~20秒程度の無呼吸)の周期を繰り返す。

Cheyne-Stokes〈チェーン-ストークス〉呼吸はどれか。
- ①
- ②
- ③
- ④
喀血
喀血は咳とともに血液が吐き出されるもので、主に気道や肺胞などの呼吸器の出血による。泡沫状の喀痰や鮮紅色の血液は喀血の特徴である。
- 頭蓋内
- 気道
- 食道
- 胆道
- 酸性である。
- 泡沫状である。
- 食物残渣を含む。
- コーヒー残渣様である。
胃
ガストリン
ガストリンは、主に胃の幽門部の粘膜で産出されるホルモンで、胃酸の分泌を促す。
- ガストリン
- セクレチン
- 胃抑制ペプチド
- コレシストキニン
頻回の嘔吐による症状
頻回の嘔吐により大量の胃液(pH1~2の強酸性の胃酸)や水分が失われると、血液のアルカリ性度が上昇する代謝性アルカローシスや脱水が生じやすい。
- pH1~2
- pH4~5
- pH7~8
- pH10~11
- 血尿
- 低体温
- 体重増加
- アルカローシス
- 脱水
- 貧血
- 発熱
- 血尿
肝臓
肝臓の主な機能
肝臓の主な機能として、蛋白質の合成、有害物質(アンモニア等)の分解・解毒、栄養の貯蔵、胆汁の合成・分泌などがある。
- 胃
- 肝臓
- 膵臓
- 大腸
初回通過効果
初回通過効果とは、内服薬が全身循環血に移行する前に、肝臓内の酵素によって代謝されることをいい、薬物の投与時には初回通過効果を考慮した上で投与方法、量を定める必要がある。
- 胃
- 肝臓
- 小腸
- 腎臓
胆汁の作用
肝臓で作られる胆汁は、胆嚢で濃縮・貯留され、十二指腸に分泌されて脂肪を乳化することで、膵臓内のリパーゼ(脂肪分解酵素)の働きを助ける。
- 殺菌
- 脂肪の乳化
- 蛋白質の分解
- 炭水化物の分解
- ペプシン
- リパーゼ
- マルターゼ
- ラクターゼ
- 胆汁酸塩
- トリプシン
- ビリルビン
- リパーゼ
肝機能の血液検査項目
肝機能の働きを調べる血液検査では、ALT〈GPT〉やAST〈GOT〉が主な項目として挙げられる。
- CRP
- 尿素窒素
- アミラーゼ
- ALT〈GPT〉
肝性脳症
肝性脳症は、重度の肝疾患により肝臓の有害物質(アンモニア等)の解毒・分解機能が低下し、血液中に蓄積された有害物質が脳に達して起こる脳機能の低下をいう。
- 尿酸
- アンモニア
- グルコース
- ビリルビン
アルコールによる肝機能障害
アルコールは様々な健康障害との関連が指摘されており、特に発症頻度の高い臓器障害としてアルコール性肝疾患があり、過剰飲酒の継続等によりアルコール性肝硬変や肝細胞がんへ進行する。
- 肝硬変
- 膠原病
- Ménie`re〈メニエール〉病
- Parkinson〈パーキンソン〉病
大腸・直腸
大腸の働き
大腸は、小腸から送られた内容物から水分等を吸収し、ふん便を作る働きをもつ。
- 脂質
- 水分
- 糖質
- 蛋白質
器質性便秘
器質性便秘は、大腸癌や腸管の炎症、癒着などにより通過障害が起きる便秘である。
- 器質性便秘
- 痙攣型便秘
- 弛緩型便秘
- 直腸性便秘
低カリウム血症
低カリウム血症は、激しい下痢や利尿薬の長期使用などにより、カリウムの排泄量が増大することで起こる電解質異常である。
- 低カリウム血症
- 高カルシウム血症
- 高ナトリウム血症
- 低マグネシウム血症
下血
下血は肛門から血液成分が排泄されることで、出血している臓器により血液の色や粘度が変わる。肛門に近い直腸等では鮮紅色で、肛門から遠い胃や食道、十二指腸から出血した下血では、血液中の鉄分が酸化した黒色便(タール便)となる。
- 胃
- 食道
- 直腸
- 十二指腸
大腸癌
大腸癌では癌の進行に伴い、下血や血便などの症状がみられ、大腸癌検診(便潜血検査等)により早期発見が図られている。
- 肝囊胞
- 大腸癌
- 卵巣癌
- 腎盂腎炎
泌尿器系
後腹膜器官
後腹膜器官は、胃や肝臓、小腸、大腸など腹部の臓器を包み込んでいる腹膜よりも背中側にある臓器をいい、腎臓や膀胱などの泌尿器はこれに当たる。
- 胃
- 肝臓
- 空腸
- 腎臓
成人の膀胱の平均容量
成人の膀胱容量は、個人差もあるが500mL程度である。
- 100mL
- 500mL
- 1,000mL
- 1,500mL
成人の1日平均尿量
成人の1日平均尿量は1,000mL~1,500mLであり、100mL未満は無尿、400mL未満は乏尿とされる。また、1日の尿の回数でみた異常では、回数が多い頻尿、回数が少ない希尿がある。
- 100mL
- 500mL
- 1,500mL
- 2,500mL
- 希尿
- 頻尿
- 乏尿
- 無尿
- 頻尿
- 乏尿
- 尿閉
- 尿失禁
腎機能の血液検査項目
腎機能の働きを調べる血液検査では、血清クレアチニンや血中尿素窒素が主な項目として挙げられる。
- 中性脂肪
- ビリルビン
- AST〈GOT〉
- クレアチニン
- LDLコレステロール
腹圧性尿失禁
腹圧性尿失禁は、重い物を持ち上げたときや運動時、せき・くしゃみをしたときなど、腹部に力を加えたときに起こる不随意の尿漏れである。骨盤底筋の衰えにより尿道がコントロールできないことが原因であるため、行動療法として骨盤底筋訓練が効果的である。
- 溢流性尿失禁
- 機能性尿失禁
- 切迫性尿失禁
- 反射性尿失禁
- 腹圧性尿失禁
- 溢流性尿失禁
- 切迫性尿失禁
- 反射性尿失禁
- 腹圧性尿失禁
痛風
痛風は血液中の尿酸値の上昇(高尿酸血症)を原因として、関節などに尿酸結晶がたまり、免疫機能が働くことで急性関節炎などの痛みを伴う痛風発作が生じるものである。
- 尿酸
- 尿素窒素
- アルブミン
- トリグリセリド
ループ利尿薬
ループ利尿薬は、浮腫(むくみ)などを改善するために、尿による水分排泄を促進するものであり、即効性が高いとされる。利尿薬の副作用〈有害事象〉としては低カリウム血症や低ナトリウム血症がある。
- 作用発現が速い。
- 眠前の服用が望ましい。
- 抗不整脈薬として用いられる。
- 副作用〈有害事象〉に高カリウム血症がある。
妊娠・分娩
受精・着床
射精された精子と排卵された卵子は、卵管膨大部で融合して受精卵となる(受精)。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管から子宮に移動(受精後4~5日)した後、子宮内膜に着床を開始(受精後6〜7日)する。
- 1〜2日
- 6〜7日
- 13〜14日
- 20〜21日
- 卵子が受精能をもつ期間は排卵後48時間である。
- 卵管采で受精が起こる。
- 受精卵は受精後4、5日で子宮に到達する。
- 受精卵は桑実胚の段階で着床する。
妊娠期間・分娩予定日
早期産は妊娠満22週0日(154日)~36週6日(258日)、正期産は妊娠満37週0日(259日)~41週6日(293日)、過期産は妊娠満42週0日(294日)以上とされる。最終月経の初日を0日とした順調な分娩予定日は40週0日(280日)である。
- 妊娠36週0日から40週6日
- 妊娠37週0日から41週6日
- 妊娠38週0日から42週6日
- 妊娠39週0日から43週6日
- 240日目
- 280日目
- 320日目
- 360日目

看護師は、医師からAさんの母子健康手帳に受診時の妊娠週数と日数を記入するよう依頼された。
Aさんの受診時の妊娠週数および日数で正しいのはどれか。
- 妊娠35週5日
- 妊娠35週6日
- 妊娠36週5日
- 妊娠36週6日
分娩の経過
分娩は第1期から第4期の経過に分かれ、第1期は陣痛開始から子宮口全開大まで、第2期は子宮口全開大から胎児娩出まで(発露、排臨含む)、第3期は胎児の娩出から胎盤の娩出まで、第4期は分娩後2時間をいう。
- 発露
- 排臨
- 胎盤の娩出
- 児頭の娩出
- 子宮口の全開大
- 陣痛開始から子宮口全開大まで
- 排臨から発露まで
- 子宮口全開大から胎児娩出まで
- 胎児娩出から胎盤娩出まで
- 分娩開始は、陣痛が15分間隔に起こった時点とする。
- 発露は、胎児先進部が陰裂間に常に見えている状態である。
- 分娩第2期は、破水から胎児が娩出するまでの期間である。
- 分娩第4期は、胎盤娩出から会陰縫合術の終了までの期間である。
Aさんの分娩経過は以下のとおりであった。
2時00分 陣痛周期10分
4時00分 入院
15時00分 分娩室入室
15時30分 子宮口全開大
16時00分 自然破水
16時15分 児娩出
16時30分 胎盤娩出
Aさんの分娩所要時間はどれか。
- 12時間30分
- 14時間15分
- 14時間30分
- 16時間30分
胎児の発達
胎児循環
胎児の血液は、臍帯内の2本の臍動脈により胎盤に入り、1本の臍静脈を通って胎児へと運ばれる。胎盤は肺の役割を果たし、胎児へ運ばれる臍静脈内の血液には酸素が多く含まれている。
- 総頸動脈
- 肺動脈
- 臍動脈
- 臍静脈
- 肺動脈
- 肺静脈
- 臍動脈
- 臍静脈
胎児の肺機能の成熟
在胎26週ころに肺胞などの肺構造が完成し、在胎34週ころに肺表面活性物質(肺サーファクタント)が十分に分泌されることで、胎児の肺機能が成熟する。
- 在胎10週ころ
- 在胎18週ころ
- 在胎26週ころ
- 在胎34週ころ
- 妊娠 4週では、Doppler〈ドプラ〉法で胎児心音が聴取できる。
- 妊娠12週では、胎盤が完成している。
- 妊娠24週では、胎児の呼吸様運動がみられる。
- 妊娠26週では、胎児の胎位は固定している。
- 妊娠36週では、肺胞内に十分な肺表面活性物質が分泌されている。
産褥・母乳
オキシトシン
オキシトシンは視床下部で産生され、下垂体後葉に運ばれ放出されるホルモンである。授乳時に児の吸啜刺激で分泌が促進され、母乳の放出や産褥期の子宮復古を促す。
- オキシトシン
- プロラクチン
- テストステロン
- プロゲステロン
母乳中の免疫グロブリン
母乳には免疫グロブリンのうちIgAが豊富に含まれ、特に初乳に多い。なお、胎児期には胎盤を通じてIgGを母胎から受け取る。
- IgA
- IgE
- IgG
- IgM
- ラクトアルブミンが少ない。
- IgAの含有量が多い。
- 粘稠度が低い。
- 乳糖が多い。
- IgA
- IgD
- IgG
- IgM
母乳の不足栄養
母乳中には血液凝固作用を持つビタミンKが少なく、新生児のビタミンK欠乏性出血症を予防するため、出生後にビタミンKの内服が行われている。
- ビタミンA
- ビタミンB
- ビタミンC
- ビタミンE
- ビタミンK
- 生後48時間以内には発症しない。
- 母乳栄養児は発症のリスクが高い。
- 予防としてカルシウムを内服する。
- 早期に現われる所見に蕁麻疹がある。
体温
視床下部
視床下部は間脳に位置し、自律神経機能や内分泌機能の調節を行っている中枢で、体温調節のはたらきを持つ。
- 橋
- 延髄
- 小脳
- 大脳皮質
- 視床下部
深部体温(直腸温)
深部体温は、視床下部によりコントロールされる脳や臓器などの内部温度であり、皮膚温よりも高く37℃前後を維持している。正確な深部体温を図る上で、身体の中心に近く、外部環境に影響されにくい直腸温の測定が推奨されている。
- 腋窩温
- 口腔温
- 鼓膜温
- 直腸温
低体温
低体温は、甲状腺機能低下症などによる甲状腺ホルモン分泌の低下(代謝の低下)や外部環境の温度の低下などにより直腸温が35℃を下回った場合に診断される。体温の低下に対し、熱産生を誘導するためにふるえなどの生体反応が起きる。なお、甲状腺は内分泌器官であり、生成したホルモンが標的器官に結合することで作用する。
- 尿崩症
- 褐色細胞腫
- 甲状腺機能低下症
- Cushing〈クッシング〉症候群
- カテコラミンの分泌亢進
- 甲状腺ホルモンの分泌低下
- 副甲状腺ホルモン〈PTH〉の分泌低下
- 副腎皮質刺激ホルモン〈ACTH〉の分泌亢進
- 発汗
- ふるえ
- 乳酸の蓄積
- 体表面への血流増加
- 乳腺
- 涙腺
- 甲状腺
- 唾液腺
貧血
貧血の定義
貧血は、血液中のヘモグロビン濃度が減少している状態と定義される。
- 血圧が低下すること
- 脈拍が速くなること
- 立ち上がると失神を起こすこと
- ヘモグロビン濃度が減少していること
巨赤芽球性貧血
巨赤芽球性貧血は、ビタミンB12や葉酸の欠乏により骨髄に巨赤芽球が出現する貧血であり、小児にも多く、小児慢性特定疾病事業の対象疾病となっている。
- ビタミンA欠乏
- ビタミンB12欠乏
- ビタミンC欠乏
- ビタミンE欠乏
- ビタミンK欠乏
薬物
副腎皮質ステロイド
副腎皮質ステロイドは、副腎から作られる副腎皮質ホルモンから生成された薬(プレドニゾロン等)で、炎症の抑制や免疫力の抑制など幅広い疾患で用いられているが、高血糖や高血圧、易感染性、骨粗鬆症、食欲増進による体重増加、満月様顔貌〈ムーンフェイス〉など副作用が多く、注意を要する。
- 体重の減少
- 血糖の低下
- 血圧の低下
- 免疫の促進
- 炎症の抑制
- 便秘
- 口内炎
- 低血圧
- 骨粗鬆症
- ヘパリン
- インスリン
- テオフィリン
- プレドニゾロン
- インドメタシン
非ステロイド薬
インドメタシンなどの非ステロイド抗炎症薬は、解熱、鎮痛、抗炎症作用を発揮するが、消化器への作用により胃粘膜防御能が低下し、消化性潰瘍が悪化するおそれがあるため消化性潰瘍の者には禁忌である。
- 痛風
- 膀胱炎
- 消化性潰瘍
- 関節リウマチ
アスピリン
アスピリンは、非ステロイド抗炎症薬として解熱や鎮痛、抗炎症作用のほか、低用量であれば、血小板の機能を抑制し、血栓の生成を防止する抗血小板作用を発揮する。
- ヘパリン
- アルブミン
- アスピリン
- ワルファリン
カルシウム拮抗薬
カルシウム拮抗薬は血管を拡張し、血圧を下げる降圧薬である。グレープフルーツに含まれる成分はカルシウム拮抗薬を代謝する酵素の働きを弱めるため、薬物服用時の摂取により血中濃度が高まり、血圧の異常な低下などの相互作用が起きることがある。
- 牛乳
- 納豆
- ブロッコリー
- グレープフルーツ
ワルファリン
ワルファリンは血液を固まりにくくし、血栓や塞栓を防ぐ抗凝固剤である。出血を起こす、止まらなくなることがあり、手術前には投与の中止を含めて検討する。なお、ビタミンKはワルファリンの働きを阻害する拮抗作用があり、ワルファリン使用時にはビタミンKを多く含む納豆などの食品の摂取は控える。
- アドレナリン
- テオフィリン
- ワルファリン
- バンコマイシン
- ビタミンA
- ビタミンC
- ビタミンD
- ビタミンE
- ビタミンK
Aさんが摂取を避けるべき食品はどれか。
- 海藻
- 牛乳
- 納豆
- グレープフルーツ
ジギタリス(ジゴキシン)
ジギタリス(ジゴキシン)は、心筋細胞内のカルシウム濃度を高め、心筋の収縮力を増強する強心薬として、心不全の治療などに用いられる。副作用としては、悪心や不整脈などがある。
- 難聴
- 悪心
- 易感染
- 低血糖
- 振戦
- 不整脈
- 聴覚障害
- 満月様顔貌〈ムーンフェイス〉
テオフィリン
テオフィリンは気管支喘息の治療に用いられる治療薬で、気管支拡張作用や抗炎症作用を持つ。ただし、患者の年齢や併用薬物等により血中濃度が不安定となり、悪心や嘔吐などの副作用が生じることがあるため、テオフィリンの投与中は血中濃度の確認が必要である。
- アスピリン
- フロセミド
- テオフィリン
- インドメタシン
バンコマイシン
薬剤耐性菌であるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌〈MRSA〉は、多剤耐性緑膿菌〈MDRP〉などとともに、抵抗力の弱まった宿主(易感染者)に対して病原性を発揮する日和見感染症を起こす(院内感染等)。MRSAの治療に当たり、抗菌薬としてバンコマイシンが用いられる。
- バンコマイシン塩酸塩
- セファゾリンナトリウム
- ストレプトマイシン硫酸塩
- ベンジルペニシリンカリウム
医薬品等の取り扱い
毒薬・劇薬
医薬品医療機器等法で定める毒薬はその直接の容器または直接の被包に、黒地に白枠、白字で、その品名および「毒」の文字を記載しなければならない。また、劇薬は白地に赤枠、赤字で、その品名および「劇」の文字が記載しなければならない。

正しいのはどれか。
- A
- B
- C
- D

劇薬の表示で正しいのはどれか。
- ①
- ②
- ③
- ④
医療用麻薬の取り扱い
アンプルの麻薬注射液は、管理面、衛生面に問題がある場合、同一患者や複数の患者に分割して施用することは控え、施用後のアンプルは、残液がある場合および空であっても麻薬管理者に返納する。
- 麻薬と毒薬は一緒に保管する。
- 麻薬注射液は複数の患者に分割して用いる。
- 使用して残った麻薬注射液は病棟で廃棄する。
- 麻薬注射液の使用後のアンプルは麻薬管理責任者に返却する。
フェンタニル
麻酔や疼痛緩和に、注射剤、貼付剤として用いられるフェンタニルは、麻薬及び向精神薬取締法により麻薬として規定され、麻薬診療施設内に設けた鍵をかけた堅固な設備内に保管しなければならない。
- ヘパリン
- インスリン
- リドカイン
- フェンタニル
- フェンタニル
- リン酸コデイン
- モルヒネ塩酸塩
- オキシコドン塩酸塩
輸血用血液製剤の保存温度
輸血用血液製剤の保存温度は、赤血球製剤は2~6℃、血漿製剤は-20℃以下、血小板製剤は20~24℃(保存中は凝集の予防のため振とうが必要)である。
- -6~-2℃
- 2~6℃
- 12~16℃
- 22~26℃
医薬品の禁忌表示
医薬品医療機器確保法の規定に基づく医療用医薬品に添付する文書の作成に当たっては、厚生労働省通知の項目が参照され、禁忌や組成・形状、効能又は効果、用法及び用量などが含まれる。
- 処方箋
- 診断書
- 看護記録
- 添付文書
筋肉・関節・皮膚
不随意筋
不随意筋は自分の意思で動かすことのできない筋肉で、横紋筋のうち心臓にある心筋や、平滑筋のうち心臓を除く内臓や血管にある筋肉がこれに当たる。一方、随意筋は自分の意思で動かすことができる筋肉で、横紋筋のうち骨格筋などがこれに当たる。
- 心筋
- 僧帽筋
- 大殿筋
- ヒラメ筋
球関節
球関節は、片方の関節の接合部分が球状をした可動域の広い(多軸性)関節で、肩関節や股関節が該当する。
- 肩関節
- 膝関節
- 下橈尺関節
- 手根中手関節
股関節の運動
股関節は骨盤と大腿骨をつなぐ関節で、肩関節と同様に可動域が広い(多軸性)球関節である。股関節の動きとして、股関節を起点に足を前に出す屈曲と後ろに下げる伸展、足を外側に開く外転と内側に閉じる内転、外側にひねる外旋と内側にひねる内旋がある。

内転はどれか。
関節可動域〈ROM〉
関節可動域〈ROM〉は関節の生理的な運動範囲で、測定に当たっては可動域角度(単位:度)が用いられる。
- 回
- 度
- kg
- Cm
体性感覚
体性感覚は、触覚・温度感覚・痛覚の表在感覚(皮膚感覚)と、体の内部の筋や腱、関節などに起こる深部感覚をさす。
- 筋肉
- 皮膚
- 関節
- 骨
がん
悪性腫瘍の特徴
悪性腫瘍は良性腫瘍と比べて、増殖が速く、周囲の組織にしみ出すように広がり(浸潤)、最初に発生した臓器(原発部位)から血液やリンパを通じて離れた場所にも転移する特徴がある。転移の例として、胃がんなどが左鎖骨上窩リンパ節に転移するウィルヒョウ転移がある。
- 被膜がある。
- 遠隔転移する。
- 周囲組織に浸潤しない。
- 増殖速度が緩やかである。
- 腋窩
- 鼠径部
- 右季肋部
- 左鎖骨上窩
腫瘍マーカー
腫瘍マーカーは癌の種類により特徴的に作られる物質で、血液や尿の成分を測定する腫瘍マーカー検査により、診断の補助や経過観察に用いられる。一例としてPSA(Prostate Specific Antigen=前立腺特異抗原)検査では、血液検査により前立腺癌に特異的な血清PSA値の上昇を調べることで、前立腺癌を早期に発見することができる。
- AFP
- CA19-9
- CEA
- PSA
骨髄抑制
骨髄抑制は、がん治療において抗癌薬などの薬物療法や放射線治療により、骨髄の造血機能が低下した状態をいい、白血球の減少では感染症、赤血球の減少では貧血、血小板の減少では出血などのリスクが高まる。
- 麻薬
- 利尿薬
- 抗癌薬
- 強心薬
- 嘔吐
- 下痢
- 神経障害
- 白血球減少
モルヒネ
モルヒネは、がんの痛みの緩和などに用いられる麻薬性鎮痛薬(強オピオイド鎮痛薬)である。消化器系の副作用として便秘が認められ、下剤の投与などの処置がとられる。
- 出血
- 便秘
- 高血圧
- 粘膜障害
血糖・糖尿病
低血糖
低血糖は血糖値が正常範囲よりも低下した状態で、冷や汗(発汗)や動悸、けいれんなどの症状がみられる。糖尿病患者等が血糖コントロールとしてインスリンを用いる際に、食事の量や時間、運動量などにより過剰に血糖値が低下することで生じる。
- 口渇
- 徐脈
- 多尿
- 発汗
- 発熱
- ジゴキシン
- インスリン
- フェニトイン
- ワルファリン
- 発疹
- 徐脈
- 冷汗
- 多幸感
血糖値の検査値
グリコヘモグロビン(HbA1C)は、赤血球中のヘモグロビンにグルコースが非酵素的に結合したもので、糖尿病の評価を行う上でその割合が血糖コントロールの指標として重要となる。
- 総ビリルビン
- 総コレステロール
- グリコヘモグロビン
- クレアチニンクリアランス
血糖コントロール
血糖は、簡易血糖測定器を用いて自己採血し、測定することができる。血糖値を適切な範囲で維持する(血糖コントロール)ため、糖尿病患者等のセルフケアとして活用される。
- 血糖
- カリウム
- カルシウム
- アルブミン
尿ケトン体
ケトン体は、肝臓が脂肪を分解することで生成される酸性の物質である。糖尿病でインスリン作用が不足するとエネルギー源となるグルコース(ブドウ糖)が利用できず、多く脂肪を分解してエネルギーを作るため、尿中のケトン体(尿ケトン体)が陽性になる。
- 肝硬変
- 糖尿病
- 尿路感染症
- ネフローゼ症候群
2型糖尿病患者の1日のエネルギー摂取量
2型糖尿病患者の1日の(理想)エネルギー摂取量は、BMIから算出された標準体重(目標体重)と、身体活動に応じたエネルギー係数を乗じることで求められる。
- 体温
- 腹囲
- 標準体重
- 体表面積
白血球
白血球の機能
白血球は体内に侵入した細菌、ウイルスなどを排除する免疫機能を持つ。白血球の多くを占める好中球は、細菌感染や真菌感染から体を守る主要な生体防御機構である。
- 血小板
- 白血球
- 網赤血球
- 成熟赤血球
- 単球
- 好酸球
- 好中球
- 好塩基球
- リンパ球
敗血症ショック
敗血症は、感染症の原因となる細菌等に起因して重度の臓器障害等を起こしている病態をいい、白血球(好中球)数が低い場合(好中球減少症)に生じやすい。蘇生処置にも関わらず低血圧が持続し、ショック状態に陥った状態を敗血症ショックといい、死亡リスクが非常に高い。
- 心原性ショック
- 敗血症性ショック
- アナフィラキシーショック
- 循環血液量減少性ショック
緑内障
緑内障の症状
緑内障は眼圧の上昇などを原因として、視神経が萎縮し、不可逆的に視野が狭まり失明に至る疾病である。一般的に自覚症状がなく徐々に進行するが、眼圧が急上昇し、急性の頭痛といった症状を引き起こす場合、急速に重度の視力障害が進行する急性緑内障発作の可能性がある。
- 複視
- 外斜視
- 緑内障
- 眼瞼下垂
- 「治療すれば視野障害は改善します」
- 「水晶体の代謝が低下して起こる病気です」
- 「自覚症状がなくても進行しやすい病気です」
- 「眼瞼のマッサージが眼圧降下に効果的です」
- 眼球が突出する。
- 眼圧が上昇する。
- 瞳孔が縮小する。
- 視神経が萎縮する。
- 眼底に出血がみられる。
緑内障患者への禁忌
アトロピンは副交感神経に作用する鎮痙薬で、眼科においては瞳孔を広げる散眼薬としても用いられる。ただし眼圧を上昇させるため、眼圧の上昇が原因である緑内障患者の症状を悪化させることがあり、禁忌とされる。
- コデイン
- アスピリン
- アトロピン
- フェニトイン
精神疾患
うつ病
うつ病は気分障害の一つで、気分の落ち込み、興味や喜びの喪失といった精神症状と、不眠、食欲不振、疲労感といった身体症状があらわれる。
- 幻聴
- 感情失禁
- 理由のない爽快感
- 興味と喜びの喪失
抗うつ薬
うつ病に対する抗うつ薬は、効果が発現したと評価されるまでに、薬の種類、個人差はあるものの数週間の長期間を要する。また、うつ病の改善後も再発を防ぐために投薬を継続する必要がある。
- 睡眠薬
- 鎮痛薬
- 抗うつ薬
- 抗血栓薬
神経性食欲不振症(神経性無食欲症)
神経性食欲不振症(神経性無食欲症)は摂食障害の一つで、青年期の女性におおくみられ、極端な食事制限と過度なやせを示す。栄養不足に起因する症状として、無月経や低血圧、徐脈、低体温、浮腫などがみられる。
- 発熱
- 咳嗽
- 徐脈
- 高血圧
- 過多月経
治療開始早期に看護師が最も注意すべき観察項目はどれか。
- 脱毛
- 浮腫
- 抑うつ
- 嚥下障害
その他症状・疾病
黄疸
黄疸は、赤血球が壊れる際にヘモグロビンが分解され、生成されたビリルビンにより皮膚や白眼(眼球結膜)が黄色くなる状態をいい、成人では全身のかゆみ(搔痒感)が生じることがある。
- グルコース
- ビリルビン
- クレアチニン
- 総コレステロール
- 歯
- 毛髪
- 爪床
- 眼球結膜
- 動悸
- 難聴
- 関節痛
- 搔痒感
- 核酸
- メラニン
- アルブミン
- グリコゲン
- ヘモグロビン
浮腫
浮腫(むくみ)は、細胞間の水分がたまり、排泄されない状態をいう。甲状腺機能低下症や低栄養による低アルブミン血症で症状としてあらわれるほか、リンパ環流の不全やうっ血性心不全などによってもみられる。
- 甲状腺機能亢進症
- 過剰な運動
- 低栄養
- 熱中症
- 膠質浸透圧の上昇
- リンパ還流の不全
- 毛細血管内圧の低下
- 毛細血管透過性の低下
チアノーゼ
チアノーゼは、血中の酸素不足により皮膚や粘膜が青紫色に変色することをいい、毛細血管中の血中還元ヘモグロビンが5g/dL以上に増加した際に出現する。
- 血中酸素分圧
- 還元ヘモグロビン
- 酸化ヘモグロビン
- 血中二酸化炭素分圧
- 青
- 赤
- 黄
- 白
廃用症候群
長期臥床などの活動性の低下により、筋萎縮や骨萎縮、起立性低血圧、食欲低下など、二次的に身体機能が低下する廃用症候群が生じやすくなる。
- 高血糖
- 筋萎縮
- 食欲増進
- 心拍出量の増加
- 1回換気量の増加
- 循環血液量の増加
- 基礎代謝の上昇
- 骨吸収の亢進
- 食欲の増進
- 二次的に低カルシウム血症を発症する。
- 加齢とともに症状の進行は遅くなる。
- 二次的に起立性低血圧を発症する。
- 癌患者ではみられない。
ダウン症候群
Down〈ダウン〉症候群は、21番染色体の先天性異常(21トリソミー)により生じ、知的障害、先天性白内障、特徴的顔貌、低身長、筋緊張低下などがみられる。
- 13トリソミー
- 18トリソミー
- 21トリソミー
- 性染色体異常
テーマ別過去問題まとめ
- 国民衛生の動向でみる看護師国家試験の統計問題まとめ
- 国民衛生の動向でみる看護師国家試験の法律問題まとめ
- 国民衛生の動向でみる看護師国家試験の感染症問題まとめ
- 国民衛生の動向でみる看護師国家試験の介護保険制度問題まとめ
- 看護師国家試験必修問題まとめ(1)【国民衛生の動向対応】
- 看護師国家試験必修問題まとめ(2)【看護の倫理・対象】
- 看護師国家試験必修問題まとめ(3)【人体の構造と機能・健康障害・薬物】
- 看護師国家試験必修問題まとめ(4)【看護技術】
年次別過去問題まとめ
- 第111回看護師国家試験―「国民衛生の動向」対応問題・回答
- 第110回看護師国家試験―「国民衛生の動向」対応問題・回答
- 第109回看護師国家試験―「国民衛生の動向」対応問題・回答
- 第108回看護師国家試験―「国民衛生の動向」対応問題・回答
- 第107回看護師国家試験―「国民衛生の動向」対応問題・回答
- 第106回看護師国家試験―「国民衛生の動向」対応問題・回答
- 第105回看護師国家試験―「国民衛生の動向」対応問題・回答
- 第104回看護師国家試験―「国民衛生の動向」対応問題・回答
- 第103回看護師国家試験―「国民衛生の動向」対応問題・回答
- 第102回看護師国家試験―「国民衛生の動向」対応問題・回答